やっぱり保持力!ボルダリングに必要なのは足でも筋肉でも筋トレでもない
今日はボルダリングの保持力について。
みんな筋肉よりも足が大事とか言うけど、ほんとにそうなの?
それでは、ご覧ください。
はじめに
今回の記事は、始めたばかり~数ヶ月続けたくらいの初心者には全く当てはまりません。
どう考えても足の使い方や新しいムーブを覚える方が先。
その方が上達が早いと思います。
なのでもう少し成長して、4級~くらいの人が読むページです。
結局保持力だよね
ボルダリングを続けてしばらく経つと、遅かれ早かれ壁にぶち当たります。
ホールドは持てないし足は滑るし。
その状態で次のホールドに手を伸ばさなければならない瞬間が訪れます。
え、この場面で手を出すの?
無理無理無理!
ってなります。
ここで、
怖がらずに手を出す勇者。
ビビって降りてくるチキン。
この2パターンに分かれるのですが、怖がらない勇者な人は上達が早い気がします。
ちなみに私はチキンのパターン。
怖いものは怖いのです。
あ、笑ったな?
だったらやってみて!
話がそれました、、
で、そんな怖い思いをした時、同じ課題に取り組んでいる強い人を見ていると、なんとスルスルと登って行くのです。
体格もリーチも同じ。
そしてムーブも同じ。
何が違うんだろう?
やっぱり保持力なんじゃない?
足とか関係ないじゃん!
そう感じることもたくさんありました。
上級者に話を聞いてみると??
上手い人と一体何が違うのか、上級者に聞いてみた私。
すると誰に聞いても同じ答えが返ってきます。
「足の使い方を覚えると登れるようになるよ。」
でもですよ?
足の使い方と一言で言われて納得するほど私は素直じゃない。
たしかに足は使えていないかもしれませんが、ほんとにそれだけなの?
他になにかコツがあるんじゃない?
隠してないで教えてよ!
ずっとそう考えていました。
説得力のなさは背中が物語っている!
登れないのも悔しいので、上級者の動きをじっと観察してみます。
すると???
たくましい前腕に逆三角形の体。
それにホールドを掴んだときには、腕全体の筋の張り方が尋常じありません。
それにその背中はなんだっ!
Tシャツごしでも、明らかに力んでるのが分かるじゃないか!
なにが足だ!
説得力皆無なんだよ!
と、声を大にして叫びたい。
足が滑っても持ててれば関係なし!
ホールドが悪くて足場も滑る場合、最悪ホールドさえ持てていれば足は多少踏めなくても何とかなります。
極端な話、もし持っているのがガバなら、人によってはキャンパ(腕だけ)で次に進めるはず。
なので保持力は絶対必要だと思います。
それに壁の角度がキツくなるにつれて、どう頑張ったって腕に負担がかかります。
やっぱり保持力大事。
保持力があれば、たとえカチだってガバに思えてくるはず。
やっぱり保持力だった!
そんな疑問を抱きつつ、数年の月日が流れます。
あのとき弱かった私はどこへやら?
立派に成長したクライマーとなっていました。
結果。
やっぱり保持力じゃん!
そう思えてなりません。
現に、保持力を鍛えるぶら下がるやつを買ってから、一気に強くなった気がします。
(効果を実感するまで1ヶ月、明らかに強くなるまで数ヶ月はかかると思います。)
ちなみにフィンガーボードの使ってみた感想と、取り付け記事はこちら。
大工初心者の私でも、どうにかこうにか取り付けできました。
フィンガーボードを車庫に取り付け・設置完了!素人がDIYに挑戦!
フィンガーボードで保持力トレーニング!自分に適したメニュー・方法は?
おまけ:筋トレや筋肉は関係ない?
普段から筋トレをしているし、筋肉も十分!
それなのにホールドが持てない・・・。
そんな風に考えた人も多いはず。
やっぱり筋肉と保持力は別物で、それぞれ鍛える必要がありそう。
※筋肉も勿論あった方が良いのですが、それでも保持力の方が大事
最後に
クライミングは足が大事と言われていて、それを否定するつもりは全くありません。
ただ、どうすれば良いのか分かりづらいし、簡単に身に付くものでもありません。
上級者に聞いても、ある程度上達した後は壁にぶち当たって、結局何すればいいのか分からないしね。
しかし!
それに比べて保持力は頑張れば頑張った分だけ強くなります。
なので数ヶ月単位の期間は必要であれど、いずれ必ず効果があるはず!
ただ、怪我のリスクもあるのでほどほどに・・・。
それでは!
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