子供でも分かる鯉のぼりの簡単な由来は? いつからいつまで飾るのか

2019年3月30日

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やねよ~り~ た~か~い こいの~ぼ~り~

皆知ってる鯉のぼり。
でも、なんでそんなもの飾るの?
歌詞の中にお母さんが出て来ないのは何で?

意外と鯉のぼりの由来とか意味とかって知らないですよね(;^ω^)
今日は、鯉のぼりの簡単な由来について、子供でも分かるようにまとめてみました!

それでは、ご覧下さいヽ(・∀・)ノ

こいのぼりの始まりは?

鯉のぼりは、江戸時代の日本の武家が始まりだとされています。
昔は、武家が男児の出世と健康を祈って、紙や布に鯉の絵を書いて庭先に飾ったそうです。

それと、由来として、中国のことわざで『恋の滝登り』というものがあって、『竜門と呼ばれる登るのが困難な滝に様々な魚が挑戦し、優一、鯉だけが登ることができて龍になった』というものがあります。
それにちなんで、鯉のぼりは男児の出世を表しているとのことです。

ちなみに、その当時は真鯉(黒い鯉)の1匹のみ飾っていて、真鯉は子供を表すものでした^^

 

明治時代になると?

明治時代に入り、遂に緋鯉(赤色の鯉)が出来ました!
このときにようやく黒と赤の対とした鯉のぼりとなりましたが、真鯉(黒い鯉)は父親で、緋鯉(赤色の鯉)は長男を表していたそう。

これは明治時代の風潮として、家長制度や男尊女卑?的なものが関係しています。
ちなみに、『鯉のぼりの歌』もこの風潮のときに作られた歌なので、緋鯉(赤色の鯉)は『お母さん』ではなく、『子供達』として歌われています。
これが、鯉のぼりの歌にお母さんが出てこない理由です^^

※決してお母さんが死んでしまったり、家出した訳ではありませんよ。
断じて違いますからね!(震え声)

 

【参考:鯉のぼり歌詞】
やねよりたかいこいのぼり
おおきいまごいはおとうさん
ちいさいひごいはこどもたち
おもしろそうにおよいでる

 

昭和時代到来!

昭和時代になって遂に、真鯉(黒色の鯉)はお父さん、緋鯉(赤色の鯉)はお母さん、子鯉(青色の鯉)は子供となりました。
さらに、子鯉にカラフルな色が増えて、今では女の子でも一緒に楽しめるようなバリエーションも出てきました(*´ω`*)

これは、昭和特有の『家族を大切にする』というのが色濃く出た結果ですね^^

 

鯉のぼりはいつから飾るの?

鯉のぼりをあげる期間は正確には決まっていないみたいなので、休みの都合やご近所さんと合わせて飾ればいいと思います♪

それと、一般的には春彼岸の3月20日以降に飾るのが良いとされているみたいですが、3月は未だ寒いことや、卒業式や入学式で忙しいことを考えて、4月半ばから飾る人が多いのだとか。

4月半ばだと、外でもポカポカしていて気持ちいいので、子供と一緒に楽しく飾ることが出来ますね(*´ω`*)

 

鯉のぼりはいつまで飾るの?

鯉のぼりをいつまで飾るのかも、正確な日付は決められていないようです。
子供の日(5月5日)を過ぎればすぐに片付ける人や、5月半ば位まで飾っている人も。

でも、せっかく手間暇掛けて準備したんだから、少なくとも5月半ば位までは飾っていた方が良いと思います。
でも、梅雨の始まる前までに片付けないと、面倒なことになりますよ!

 

鯉のぼりを飾る場所がない!

せっかくのイベントですが、鯉のぼりを飾る場所がないと思っている人もいると思います!
そんな人は、こちらを参考にしてみて下さい(・∀・)

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・かわいくて、室内でも飾れる!

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まとめ

いかがだったでしょうか?
これで鯉のぼりの由来が分かって貰えたと思います!

それと、今まで鯉のぼりを飾ったことがない人でも、今年はぜひ子供のために飾って上げて下さいね!
それでは、またヽ(・∀・)ノ