恵方の方角は今年どっち向き? 規則性や順番について解説します!
節分の日には、決まった方角を向いて恵方巻きを食べますよね。
でも、今年はどっちを向けばいいの?
規則性はあるの?
ということで、記事にしてみました(・∀・)
それでは、ご覧下さい!
2015年度の恵方の向きは?
今年の恵方の向きは、西南西やや右です^^
ん?
どっちだよ、分かりにくいよ!
という人もいるかもしれませんね(^^;)
分かりにくい人のために、簡単に説明します。
まずは、西を向いて。
そこから、若干左!!
分かりやすいですよね(´∀`*)?
恵方の向きに規則性はあるの?
答えはイエスです。
向きはある一定の法則に従っていて、それを繰り返しています。
そして、その法則には『十支』というものが関係してきます。
十支(じっかん)ってなあに?
まずは、干支とか十二支って聞いたことありますよね?
十干も、それの仲間です(・∀・)
もうちょっと具体的に言うと、十二支と十干を合わせたものが『干支』。
つまり、干支=十二支+十干 となる訳です。
十二支と十干を組み合わせて、全部で60とおりの組み合わせがあるみたいですよ。
ちなみに、補足。
・十二支
種類は、子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥
(ね・うし・とら・う・たつ・み・うま・ひつじ・さる・とり・い)
用途は、年・月・方角・時間を表すのに使われていている
・十干
種類は、 甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸
(こう・おつ・へい・てい・ぼ・き・こう・しん・じん・き)
用途は、学校の成績や等級を表すのに使わている
(危険物の国家資格とかは、まさにこれを使っていますね)
また、お酒の等級を示したりする
方角の決め方は?
方角は、以下のとおり決めています^^
①年度(西暦)の1桁目の数字と、以下の十干を当てはめる
甲:4、乙:5、丙:6、丁:7、戊:8、己:9、庚:0、辛:1、壬:2、癸:3
2015年度は1桁目が「5」なので、「乙」。
2016年度は1桁目が「6」なので、「丙」となります。
②十干を以下の方角に当てはめる
甲・己 :東北東やや右
乙・庚 :西南西やや右
丙・辛・戊・癸:南南東やや右
丁・壬 :北北西やや右
2015年度は「乙」なので、「西南西やや右」
2016年度は「丙」なので、「南南東やや右」となります。
じゃあ、恵方には4種類の方角しかない?
恵方には、上記のとおり4種類しかありません。
そして、一定の順番で並んでおります。
「東北東やや右」→「西南西やや右」→「南南東やや右」→「北北西やや右」→「南南東やや右」を1サイクルとして、順番に並んでいるわけです。
やや右って、どうゆう意味?
私達は日頃「東西南北」で方角を示していますよね。
・「北」や「東」などで4方位。
・「北東」や「南東」などを含めて8方位。
・「北北東」や「南南東」などを含めると16方位となります。
でも、恵方(節分)は東洋(中国)から来た文化なので、東洋の方角で考えなければいけません。
そして、東洋の方角はどうなっているかというと・・・
この画像のように、「8方位」、「12方位」、「24方位」を用いています。
ちなみに、東洋では、基本的に北が下になるように記載するらしいです。
ここで、日本と東洋の方角では若干のズレが生じるわけなのです。
そこを補正するため、「やや右」といった表現を使用しています♪
まとめ
いかがだっだでしょうか?
これで、恵方の方角について、理解して頂けたと思います!!
それでは、またヽ(・∀・)ノ
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