私にはボルダリングのセンスがない。その悔しい気持ちをバネに変えて

2019年5月1日

今日はボルダリングのセンスについて。

最近はくだらない考察ばかり書いていたので、たまには真面目に書いていきます。

 

それでは、ご覧ください。

 

私にはセンスがない

私にはボルダリングの才能がありません。

初めてやったときは僅か数回で腕がプルプルするし、体も重いし背も低い。

それに体が固いという逆三拍子!

「センスが無さ過ぎる」というセンスなら負けません! ←意味不明

 

もう少しだけ書くと、

ダイアゴナル → 意味不明
手に足 → 体が硬すぎて憧れのムーブ
ハイステップ → 何それおいしいの?
キョン → 膝折れるよ?
ランジ → 人間技じゃない

もう目も当てられません。

それに皆がスイスイとクリアする5級でも一度躓いてます。

それくらいセンスがない。

 

センスがなくてもそこそこは上手くなれる!

センスがなくてもそこそ上手くなる!

なんてよく言われるけど、本当にそうなの?

大丈夫、だって私でもそこそこ上手くなれたから。

なので間違いありません。

年齢や性別にもよりますが、3級前後くらいなら誰でも成長できるのかな?

そのくらいまで上手くなると、初めての人や初級者くらいの人にはとてもつもなく強く見えるはず。

すげー!

とか、

やべー!

とか言われます。

とっても気持ちが良い。 ←ここ重要。

 

そのかわり、大変な努力が必要なんですけどね・・・。

 

センスがないけど、私は努力した!

私はセンスがなかったので、悔しい思いもいっぱいしました。

なぜ私だけできないんだろう?

みんな上のグレードに進んだのに取り残されて悔しい。

出来ないのはリーチがないからだ、それに体重のせいだ。

などなど。

悔しがったり何かのせいにしたり。

でもそんなことをしても上手くはなりません。

わかってる。

わかってるけども。

私はなぜ好きで始めたはずのボルダリングで、こんなに苦しんでいるのだろう?

どうしたら良いのかも分からず、悶々とした日々が続きます。

 

しかし私は頑張りました。

筋トレしたり。
 ボルダリングの自宅で出来る筋トレ方法は?効果的なメニュー紹介!

保持力トレしたり。
 フィンガーボードで保持力トレーニング!自分に適したメニュー・方法は?

苦手なストレッチだって欠かしません。
 ボルダリングにお勧めのストレッチは?股関節の可動域を広げる! 

 

完全に逆効果ですが週6で登っていた時期もあるし、動画や本で勉強もたくさんしました。

上手い人にも声をかけて教えてもらい、経験・知識も蓄えます。

そして少しずつ、本当に微々たるものですが上達していきました。

するとどうでしょう?

かつて私よりも強かったはずの常連たちに追いつき、そして追い越し。

今では立派なクライマーに成長したのです。

センスなんて必要ない。

それを証明することができたと自負しています。

※それでも激ツヨクライマーからすると、お前なんてまだまだだ!と怒られるかもしれません。

 

センスがなくて良かった!

あの頃は悔しい気持ちでいっぱいでしたが、今ではセンスがなくて本当に良かったと思っています。

だって常に考えて登るクセが付いたし、科学的理論に基づいて説明するのも上手くなった。

そのおかげか分かりませんが、ジムに行くと初心者からよく聞かれるようになりました。

誰でも登れるようなムーブを探すのは得意です。

なのでセンスがないのも悪いことではないのかも。

 

それから私はよく怪我をするのですが、もしセンスがあれば、もっと大きな怪我をしていたと思います。

指の腱が強くならないうちに上のグレードに進むことになるので、その分指に負担がかかるはず。

もしかしたら再起不能なくらい、もの凄いパキりを経験していたかも。 ←大袈裟!?

でもセンスがないと同じグレードに長らく留まるので、その間に次のグレードに必要な体ができあがるはずなのです。

 

まとめ

ボルダリングでセンスがなくても大丈夫。

それでも私は強くなれたし、十分楽しんでます。

負け惜しみじゃありませんよ?

本心ですからねっ!

 

それからもう1つ。

ボルダリングを続けている人は、実はみんな才能があるのだと思っています。

その理由がこちら。

 うわっ…私にボルダリングの才能なさすぎ?…向き不向き診断

 

ということで今日のお話はここまで。

それでは!