このジム辛くない?ボルダリングジムのグレードなんて当てにならん!

2019年12月4日

今日はとあるジムに遠征に行ったときのことについて。

あれ、このジムのグレードおかしくない??

って感じたお話です。

それでは、ご覧ください。

 

とあるジムへ

ある日、私はとあるジムに遠征に行きました。

といってもプライベートウォールなのですが、、

料金も1日100円のリーズナブルな場所です。

というか本当に100円で大丈夫??

完全に赤字だよね!?

まあ別に良いか。

だって私関係ないし。

 

あ、話が脱線したので戻します。

そのジムで適当にストレッチとアップを済ませて、いざ登り始めます。

まずは手堅く7級から。

ここまでは普通。

どこにでもあるような7級で、スルスルと登っていくのです。

次は6級。

これも同じようにスルスル・・・

あれ!?

スルスル登れない!?

なんだこのジム、なにかがおかしいよ!

私はジム到着30分も立たないうちに異変に気づき始めます。

 

余裕なんだからね!?

いくら難しいといえど、たかが6級、されど6級。

長年ボルダリングを続けてきた私がクリアできないわけにはいきません。

じゃないとホームジムのメンバーにバレたときに笑われるから。

それだけはダメだ!

絶対にダメだ!

 

私は6級ごときに本気になり、汗だくで登り続けます。

それでも周りにバレないように、見た目だけは涼しい顔のフリをして、あくまで余裕を貫くスタイル。

もちろん笑顔も忘れません。

ニッコリスマイル。

でも手と足がプルプルしていることは誰にも内緒なのです。

(首から上と下のギャップがもの凄いことになっていたと思われます。)

 

私は全身の力を振り絞り、1つ、2つ、3つと順番にクリアしていって、6級も気づけばあと1つ。

ようやくここまで辿り着きました。

だがしかし!

その最後の6級がどうしてもクリアできないのです。

あれ、おかしいな。

なんだこの6級、というか本当に6級なの?

不思議で仕方ありません。

ルーフを抜けて直角の壁を上がるムーブなのですが、どうやっても届かない。

スタティックにいってもダメ。

豪快にランジぎみにいってもダメ。

何をやっても成功しません。

というかムーブが思い浮かばない。

6級なのに。

もはやテープの貼り忘れを疑うレベルです。

※後日確認したところ、テープの張り忘れでも剥がれたわけでもない

 

このジム辛くない?

結局その6級はクリアできなかったのですが、今考えてもおかしい。

私は一生クリアできる気がしない課題です。

たぶん他のジムのほとんどの1級よりも難しいんじゃないかな? ←割と真面目に言ってます。

それに他の6級もおかしかった。

よくよく考えたら、足がツブみたいな小っさいものしかないし、そもそもガバが1つも見当たらない。

とにかく辛いのです。

もう辛すぎて涙が止まりません。

 

ジムのグレードなんて当てにならん!

今日何が言いたかったのかというと、ジムのグレードなんて全く当てにならないということ。

ジムによって違いすぎるし、あまり気にしすぎてもしょうがない。

じゃないと無駄に悲しんだり悔しくなってしまいます。

あと、いろいろなジムを見てきましたが、とくに当てにならないのがプライベートウォール。

そもそもプライベートウォールを作るような人たちは頭のネジが外れているレベルに強いクライマーばかりなので、グレード感覚がどこか違う。

一般クライマーのカチをガバだとか言ってる始末です。

大事なことなのでもう一度言います。

本当にグレードなんて当てにならん!

 

え、お前が弱いことを隠すために言い訳したようにしか見えないだって??

・・・

・・・・・。

なんでバレたの??

おしまい。

 

おまけ:後日、ホームジムにて

「おかえり。
 遠征どうだった?」

「まあボチボチかな。
 それより、あのジムにある6級の最後の課題なんだけど・・・。」

「あーあれね。
 誰もクリアできた人いないらしいよ。」

「早く言ってよ!」