母の日にピンク色のカーネーションを渡す意味とは? 花言葉や由来は?

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母の日(5月第2日曜日)は、母親に感謝の気持ちを表す日です!

でも、母の日の由来を知っていますか?
カーネーションを渡すのはなぜ?

母の日にお祝いする前に、ちょっと勉強してみましょう^^
それでは、ご覧下さいヽ(・∀・)ノ

母の日の由来は?【海外編】

母の日の由来には、いくつか説があります。
取り敢えず簡単にまとめたので、いくつか紹介します!

・古代ギリシャ時代
神々の母リーアに感謝するための『春祭り』が行われたのがきっかけ。

・17世紀イギリス
イースター(復活祭)の40日前の日曜日を「マザーズ・サンデー」と定め、家から離れて働いている人を家に帰って母親と過ごさせる風習があったのがきっかけ。

・20世紀初めアメリカ
アメリカに住むアンナという女性が母親を亡くし、追悼したいと行動したのがきっかけ。

この出来事がのちの日本の『母の日の由来』となっています。
詳細はあとで紹介しますね^^

 

母の日の由来は?【日本編】

日本での広まりは以下のとおりで、明治時代末期から始まったとされています。

・1913年頃
キリスト教会や日曜学校で母の日が誕生した。

・1915年
青山学院教授のアレキサンダー女史が宣伝したことをきっかけに、教会でのお祝い行事として普及した。

・1931年
昭和天皇の皇后(香淳皇后)の誕生日である3月6日を母の日と制定した。

・1937年
森永製菓が告知を始めたことで一般に広がり始めた。

・1949年頃
アメリカにあわせて日本でも5月の第2日曜日が母の日となった。

 

なぜカーネーションをあげるようになったの?

カーネーションをあげるようになったのには、アメリカに住むアンナという女性が深ーく関係します。

・母親の死
1905年5月9日、アンナは母親を亡くし、とてもとても悲しみました。
そして、お世話になった母親に追悼したいと考えたのです。

・追悼会開催
そして、この追悼会は1908年5月10日(当時の5月の第2日曜日)にアメリカのウエストバージニア州のグラフトンの教会で行われ、アンナは協会の祭壇と出席者一人一人にカーネーションを配りました

この風習が広まって、のちに母の日にはカーネーションが配れれることになりました。

・母の日設立
時は過ぎて1914年、アメリカ大統領ウィルソンがアンナの気持ちに心を打たれ、5月第2日曜日を母の日と定めました。

・カーネーションを贈る風習が広まる
最初は自分の服にカーネーションを飾っていたのが、だんだん母親本人にプレゼントする風習へと変化していきました。

 

最初は白色のカーネーションをあげていた!

アンナが祭壇や追悼会出席者へカーネーションを配ったとき、カーネーションの色は全て白色でした。
それはアンナの母親が白色のカーネーションが大好だったから。

でも、時代の流れでカーネーションを使い分けるようになります。
母親が亡くなっている人は『白いカーネーション』、
母親が生きている人は『赤いカーネーション』を自分の服に付けていました。

その後、差別的なことは良くないとか、カーネーションの色の普及で様々な色を自由に使えるようになりました。
縁起とかもあるので、よっぽどの理由がない限りは白色のカーネーションは贈らない方がいいかと思いますが・・・

 

ピンク色のカーネーションの花言葉は? 他の色はどんな意味?

様々な色のカーネーションが普及した今、最近人気?のピンクや、その他の色にはどういった意味があるのでしょうか?
ちょっと調べて見ました(・∀・)

ピンク  → 「感謝」「暖かい心」
赤    → 「情熱」「愛情」
濃い赤  → 「私の心に哀しみを」「欲望」
白    → 「尊敬」「純潔の愛」
黄    → 「友情」「美」「嫉妬」「軽蔑」「愛情のゆらぎ」
紫    → 「誇り」「気品」
オレンジ → 「純粋な愛」「あなたを熱愛します」「清らかな慕情」
青    → 永遠の幸福

 
やはり、おすすめはピンク色!
気軽に感謝の気持ちを伝えることが出来ますし、見た目もオシャレですね♪

 

カーネーションを贈ろう!

カーネーションのプレゼントと言ったら、花屋さん??
いやいや、選択肢はそれだけではないですよ。

実は、カーネーションは折り紙やポンポンでも簡単に作ることが出来るので、ぜひ手作りカーネーションにもチャレンジしてみて下さい!
手作りの方が喜ばれる・日持ちする・安い等メリットいっぱい(*゚∀゚*)

 

まとめ

いかがだったでしょうか?
カーネーションには色々と意味がありますので、渡す際には気をつけましょう!
でも、何だかんだ言って、お勧めは母親の好きな色が良いと思います←

母親に感謝の気持ちを込めて、カーネーションを送りましょうね♪
それでは、またヽ(・∀・)ノ